在宅勤務

【経験者が解説】在宅ワーク(在宅勤務)は引きこもりニートが社会復帰するためのハードル低い一歩になる件

  ニートさん
ニートさん
ニート生活を送っているけど、そろそろ働かないとまずい状況になってきてる。だけど人と関われる気がしないし、社会復帰はどのようにしたら良いだろう…

こんなお悩みに答えます。

執筆者情報

  • 過去に引きこもりやニート状態を脱し、社会人になった経験あり
  • 在宅勤務経験2年(本業・副業)
  • 在宅で働く中で、理想的な働き方について探求中

在宅勤務がニートに適している理由

まず、在宅勤務がニートに適している可能性が高い理由について、具体的に見ていきます。

理由①ニートは在宅勤務に向いている性格を持っている人が多いから

一番に挙げられる理由として、ニートになっている人は、在宅勤務に適性がある場合が多いことが挙げられます。

具体的には、

  • ゲームなら一日中出来るなど、一つの事に集中できる 
  • 性格が内向的である
  • 組織の中で生きるより一人の方が気楽
  • 孤独耐性がある
  • 低コストで生きられる

と言った性質を持っているからです。それぞれについて見ていきましょう。

性格が内向的で、一つの事に集中できる

ニートの人は、ゲームやアニメにハマっているなど、何か一つの事に熱中している人も多いです。

また、内向性が高い人は、外界に興味が向きにくい分、一つの物事に没頭できる性質を持っています。

「一日中暇なら、当たり前だ!」と思う人もいるかも知れませんが、実は、そんなことはないです。

コロナでの自粛生活で、多くの人が家にずっといる生活によるストレスを感じているように、ずっと家にいて同じことをすることが耐えられない人は世の中に沢山います。

だからこそ、世の中の娯楽・消費活動が盛んになり、経済活動が回っている側面があるんですね。

一方で、一つの事に集中できるニートの人は、一人で黙々とタスクをこなす在宅勤務者に適する素質を持っていると言えます。

在宅勤務は、ニートの人が苦手とすることの多い人間関係がなく、集中する対象がゲームやアニメなどの娯楽から、仕事に置き換わるだけだからです。

よって、内向的で物事に没頭できるニートの人は、在宅勤務を前向きに検討して欲しいです。

組織でなく一人で孤独に生きるのが好き

サラリーマンとして働く上で、一人で孤独に働きたいという気持ちはデメリットでしかないです。

しかし、在宅ワーカーであれば、逆に長所として活かすことが可能です。

在宅勤務でできる仕事のほとんどは、自分一人で黙々と集中して取り組む必要がある内容だからです。

反対に、サラリーマンの人が同じ仕事をした場合、人との交流がなくさみしく感じたり、途中で集中が途切れてしまったりするので、向いていない場合も多いです。

つまり、この特性をもっているニートの人は、一般的な人に比べて長所を活かした働き方が可能なのです。

低コストで生きられる

ニートの人の多くは、一般的にお金をそれほどかけずに生活を送ることが可能です。

交際費や、衣類など、必要最低限以外の出費が少ないからです。

また、余計な見栄などないので、ブランド品や高価な物を買う習慣もありません。

低コストで生きることが習慣化していれば、在宅勤務の仕事だけで最低限無理なく暮らすことは可能です。

理由②在宅勤務以外にできる仕事のハードルが高いから

逆に、在宅勤務以外の働き方が、一般的なニートの人にとってハードルが高すぎることも、ニート=在宅勤務向きと言える理由です。

会社に出社して働くとなると、様々な人と接する機会があったり、組織の中で空気を読んで働く必要があり、思っている以上にハードルが高いです。

反対に、そうした面倒くささがない仕事を探そうとした場合、派遣や単発バイトなど、わりに合わない仕事を選ばざるを得ません。

そうなった場合、無理なくコスパの良い在宅ワークを探して働くというのが現実的な選択肢になっていくのです。

ニートが在宅勤務を目指す際の注意点

在宅ワークがニート向きであると言っても、そのままの状態で仕事を始めるのは難しいです。

事前に気を付けるべきポイントを確認しつつ、不足しているスキルは補った上で挑むのが賢明です。

下記で具体的に見ていきます。

最低限のコミュニケーション力は必要 (特に文面)

在宅勤務の多くは、チャットでのやり取りなど、最低限のコミュニケーションで済む場合が多いです。

しかし、その中にも、相手の希望を汲み取って的確に返信するスキルや、納期を守るなどの最低限のマナーが存在します。

そしてそのスキルは意識することで鍛えられます。

そうした部分に不安を持つ人は、あらかじめ最低限のルールを学んだ上で、実際にやり取りをする中で磨いていきましょう。

自己コントロール力がないと、生活が破綻するリスクもある

ニートがいくら在宅勤務向きと言っても、自分で自分を律する能力がないと、あっという間に破綻してしまいます。

特に、怠け者のニートの場合、素質があっても、仕事に取り組めずに、在宅勤務が成り立たない場合も多いです。

ニートで在宅勤務を目指す以上、自己管理能力の向上は必須課題です。具体的な改善法は下記記事に書いてあるので、参考にしてください。

独自のストレス解消法も身に着ける必要がある

今までニートでゲームなどに没頭できたと言っても、在宅ワークは仕事であるため、終わった後はストレスもあります。

特にクライアントワークの場合、理不尽な要求を投げられる場面もあり、投げ出したくなることもあるでしょう。

そうした事を対処できるようにするために、独自のストレス解消法を身に着ける必要があります。

個人的には、科学的にストレス解消効果が証明されている筋トレや瞑想など、体を動かすことが効果的であると感じます。

具体的にニートが取り組める在宅ワーク

最後に、ニートが取り組みやすい在宅ワークについて簡単にご紹介します。

Webライティング

ネット上にあるメディアなどから仕事をもらい、記事を執筆する仕事です。

Webライティングの中で重要視されるSEOは、検索結果の上位を狙っていくというゲーム性もあるので、ハマる人にはハマると思います。

即金性も高いし、ノーリスクなので最初の一歩としておすすめです。

動画編集

YouTube上の動画などを編集する仕事です。最近は動画を作りたい人・会社が増えているので、仕事をもらいやすいです。

スキル自体も1.2か月あれば習得できるので、Webライティング同様、気軽に始められます。

物販(電脳せどり)

転売というと聞こえは悪いですが、物を仕入れて、高値で売るというのは商売の基本です。

特に、電脳せどりと呼ばれる、ネットで仕入れてネットで売ることが出来れば、家から一歩も出ずに、利益を得ることが可能です。

特にスキルも必要がないので、上記の在宅ワークに興味がない人は、部屋の掃除がてら、メルカリで不用品の処分から始めてみてください。

【番外編】Uber Eats

最後に、在宅勤務ではないですが、

  • 運動しながら健康的に稼げて
  • 組織に縛られず自由に働ける

Uber Eatsも紹介しておきます。

ニートだとどうしても運動不足になりがちなので、お金を稼ぎながら、運動が出来て一石二鳥なUber Eats配達員の仕事も魅力的です。

配達時に品物を引き渡す以外は特に人とのやり取りもなく、ニートでも十分にこなすことが出来ます。

稼ぐ人はこれだけで月30万以上いく人もいるみたいなので、あなたの地域にUber Eatsがあれば検討してみるのもありかと。

まとめ

以上では、ニートは在宅勤務を通じて社会復帰するといいですとお伝えしました。

具体的な在宅で働ける仕事についても述べましたので、

働きだしたいけど躊躇している人は、ハードル低く自分のできる所から再スタートしてみることをおすすめします。