在宅勤務

【経験談あり】在宅勤務(テレワーク)をずるいと思っている人がとるべき解決策とは?

   在宅勤務をずるいと思っている人
在宅勤務をずるいと思っている人
コロナで外出自粛が求められているのに、うちの会社はいまだに通勤せざるを得ない状態。俺だけ不要な外出でリスクを抱えるなんて不公平。

今回は、こんな人の悩みの解決につながるように書いていきます。

執筆者情報

  • 在宅勤務経験 計2年 (副業・本業込)
  • 在宅ワーク出来ない業界・会社での勤務経験アリ

在宅勤務が出来ない理由

テレビなどでニュースを見ると、在宅勤務が出来ている人が多いようなイメージがありますが、実際に家で仕事が出来ている人は5%程度に過ぎないというデータもあります。

テレワーク実行5% 厚労省LINEに2400万人回答

つまり、実際にはほとんどの人が在宅勤務できていない現状があるのです。あなただけではないです。

以下で、具体的にその理由について見ていきます。

在宅勤務できるかは、業界・業種・会社などによって決まる

在宅勤務がずるいと感じる人は、

  • ニュースで在宅勤務の情報が入ってくるが、自分は在宅勤務が出来ない仕事をしている
  • 同じ会社内や友人で在宅勤務する人がいるが、自分は通勤して出社している
  • 同居する家族や彼氏・彼女が在宅勤務だけど自分は出社している

こういった状況に置かれている人が多いのではないでしょうか。

結論として、在宅勤務ができるかどうかは業界・業種・会社によって大きく異なってきます。

例えば、当たり前ですが医療従事者や介護の仕事など、対面でなければ成り立たないような業界は、在宅勤務することができません。

また、業務上、在宅勤務体制への移行が可能である会社であっても、社員の労働を把握できないことや、IT化の流れを嫌う年配者の意向で、出社を命ずる会社もあるようです。

さらに、私の前職である金融業界のように、顧客のプライバシー観点から、在宅勤務が認められにくいケースもあります。

在宅勤務しやすい業界とは

一方、在宅勤務しやすい業界としては、IT・WEB業界を挙げることが出来ます。

IT大手のGMOが1月下旬にいち早く在宅勤務を取り入れたことで、ニュースに大きく取り上げられ、印象に残った人も多いのではないでしょうか。

業界全体としては、コロナが起こる前では、出社が不要なエンジニアや経営陣などを除くと在宅勤務が出来ない人も多かったですが、コロナという非常事態が発生してからは、全社員が在宅勤務へ移行できた会社も多いようです。

実際、私が勤めている会社や他のWEB系の会社を見ても、3月など早い段階で在宅勤務になった会社も多く、改めて働く上での柔軟性が高い業界だと実感しました。

ただし、会社がそうした変化を受け入れる柔軟性があるかもポイントになります。

例えば在宅勤務=サボリの温床と上司や経営陣が判断すれば、業務的に在宅勤務を取ることが可能であっても、出社を求める場合があります。

仮に在宅勤務が普及しても、徹底的に監視される会社もあるため、必ずしも働きやすさにつながるとは言いにくいのも現状です。

【体験談】 在宅勤務を実際している感想

次に、在宅勤務を実際にしている私の実際の感想をお伝えします。

満員電車や組織で働くのがしんどい人には最高

当たり前ですが、満員電車はつらいです。

また、会社という組織で、色んな気を使って仕事をすることがしんどい人もいると思います。

そういうつらさが無くなるという点では、在宅勤務はストレスフリーなのでとても快適です。

通勤の時間や、余計な雑談がないので、余った時間を家族と過ごしたり、自分の趣味に費やすなど、うまく活用することが出来ればとても有意義な時間を過ごすことができます。

一方、こうした利点にばかり目を向けてしまうと、痛い目に合う可能性もありますので注意してください。

在宅勤務は成果を出すのが重要

在宅勤務では、原則として、自分が生み出す成果 (売上に貢献する成果物)が一番重要視されます。

会社や業務内容にもよりますが、在宅勤務では、会社に出社して勤務するのと比べて、仕事をする上での過程が上司や経営陣にとって見えにくいからです。

結果として、今まで以上に成果を求められる厳しさがあるのも事実です。

WEB業界の業務で言うと、

  • 全体→一日にどれくらいの成果物が上がってくるか

が言えますし、もっと本質的に見れば

  • WEBマーケター→サイトの売上をどれくらい伸ばせたか
  • WEBライター→納品される記事が上位表示できるか

などが成果として認められるようになります。歩合制の営業マンみたいですね。

在宅勤務にはメリットもあるが、自己管理が難しく成果出せないと辛い面も

以上のように、在宅勤務には、通勤なし、煩わしい人間関係を勤務中に気にする必要がなくなるというメリットがあります。

一方、自宅で仕事に集中する難しさもあり、その環境の中で成果を出す必要があるため、難易度が高い働き方でもあるという注意点も存在しています。

会社に通勤していたら集中して仕事をこなせていた人が、在宅勤務になり、仕事がはかどらなくなり、逆に辛いと感じる人も少なくないようです。

在宅勤務を実現するための今後の対策

続いて、在宅勤務がずるいと感じる人がとれる具体的な対策をシェアします。

今すぐできることから、時間をかけて取り組むものまで紹介していますので、今のあなたが始められることから少しずつ行動してみることをおすすめします。

在宅勤務ができそうな人であれば、提案するのもあり

あなたが日ごろ行っている仕事内容によっては、実際在宅勤務をしても支障が出ないような場合もあるでしょう。

その場合、会社や上司に相談の上、在宅勤務できないか提案するのも解決策の1つです。

実際に、ツイッター上で、上司に直談判し、在宅勤務を勝ち取った人が現れています。

また、学生でも、ストライキを起こして休校を勝ち取るような事例も出ているようです。

ただし、会社や上司に対して日ごろから会社に貢献し、信頼が築けているかが問われることに注意してください。

それがない場合、最悪クビになるようなリスクも想定したほうが良いです。よく考えた上で提案するようにしましょう。

もしくは、後ほどご紹介する他の解決策を実行して、在宅勤務実現に向けて動き出したほうが得策かもしれません。

今後在宅勤務できる会社は間違いなく増えていく

ここで在宅勤務がずるいと感じている人に朗報ですが、今後コロナの影響もあり、在宅勤務ができる会社は増えていくことでしょう。

そのため、求人情報などを積極的に見ておき、チャンスがあれば面接を受けるなどフットワーク軽く行動していくことが重要になってきます。

在宅勤務できる会社に転職する

一番の抜本的な解決策は、在宅勤務ができる会社に転職することです。

現在、コロナの情勢を受けて、在宅勤務を売りにした求人も沢山出ています。

現在、時間がある人はそういった求人を見たり、エージェントに話を聞いてみるだけでも在宅勤務できる状態に一歩近づくことができると思います。

在宅勤務を実現したい人は副業で在宅勤務できる業界の仕事をしてみるのもおすすめ

在宅勤務を実現したいすべての人にお勧めできるのが、在宅勤務ができる業界の仕事について勉強した上で、副業で始めることです。

私自身、在宅勤務ができない最初の会社を辞めて、無職期間にブログを始めたことで、在宅勤務できる会社に転職することが出来ました。

具体的には、WEB・ITは業界の仕事でして、誰でも今すぐ始められるのが、WEBライティングの仕事です。

こうした副業に取り組むことで「在宅で、自分の力で、稼ぐ」経験をすることができますし、長期的に取り組むことで、万が一本業がうまくいかなくなったときの大きなリスクヘッジにすることができます。

また、こうした働き方は業務委託であるため、成果だけが求められます。リスクの少ない副業の段階で、成果主義の働き方に慣れておくとスムーズに在宅勤務の働き方に移行できます。

WEBライティングを通じて、ネット上で記事を書くことに慣れてきたら、ブログなど自分でWEBマーケティングが学べる副業に取り組み、実績を出せるように頑張ってみることもおすすめです。

一定のPV数を獲得したり、売り上げを出すなどの成果が出せれば、在宅勤務がしやすいWEBマーケティング業界への転職も実現できますよ。

まとめ

以上で見てきたように、在宅勤務がずるいと感じる人は、小さな行動でも良いので、実現に向けて行動をしてみましょう。

在宅勤務は、コロナの時に安全に働けるのはもちろん、いつでもどこでも自由に働けるライフスタイルが実現できるので、自己管理能力を磨いて成果が出せるようになれば最高の働き方が出来ます。

少しずつ行動することをきっかけにして、あなたも在宅勤務ができる自由な働き方を目指してみてはいかがでしょうか。