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執筆者情報
- 在宅勤務期間2年 (本業・副業)
- 引きこもりを経て、在宅での快適な過ごし方に向き合った経験アリ
在宅勤務で引きこもり、つらくなる原因
在宅勤務で引きこもりがちになり、つらい気持ちになるには様々な原因があります。
特にコロナにより、自分から望んで在宅勤務になったわけじゃない人は、つらくなるのも無理はないと思います。
下記で具体的な理由について見ていきましょう。
自粛の定義が曖昧だから
在宅勤務で引きこもりがちでつらくなる原因として大きいのが、コロナによる自粛の定義が曖昧である点が挙げられます。
コロナで自粛を求められながらの在宅勤務だと、どれくらい外に出ていいか分からなくないですか?
外国のように強制的な外出禁止令で外に出たら逮捕される、など、明確な線引きがないので、逆に自己責任で判断しなければいけないのがストレスかかります。
また、コロナという目に見えない危険に対して神経質になってしまうのもよくわかります。
結果、家から一歩も出ずに悶々として過ごす人も多いのではないかと。
気持ちがふさぎ込み、外に出る気力が湧かないから
反対に、在宅勤務で自粛生活を送っていくうちに、外に出るエネルギーも無くなっていく場合も考えられます。
私もよく経験した事があるのですが、在宅勤務で家にこもりがちな生活をしていると、自分で気づかないうちに外に出るだけのことがおっくうになってしまうんですよね。
今まで通勤で1時間以上かけて会社に行ってた人間も、在宅勤務に慣れると近所の散歩がハードル高い行動になってしまうのです。
人は外に出て日光を浴びることを始め、様々な活動をする中で、気分転換を行ったり、自律神経のバランスを整えます。
そうしたバランスを欠いた在宅生活を送ると、エネルギーを失ってしまうのも無理はありません。
いつまでこの状況が続くか分からず未来が不安だから
コロナによる自粛・在宅勤務生活に限れば、
- 在宅勤務生活がいつまで続くのか
- 会社は大丈夫なのか
- 緊急事態宣言解除後は、感染リスクを抱えながら出社するのか
など、先の見えない不安から、引きこもって不安のある生活を送る人も多いでしょう。
こうした不安を解消しないまま思考を反芻すると、引きこもりがちでつらい気分になってしまうのも無理はありません。
インドアの趣味がないから
以上では、「自粛生活=つらい」という内容で書いてきましたが、
実は、この自粛ムードで家にこもりがちな中でも楽しくお家時間を過ごしている人もいます。
それは、インドア趣味を持っている人です。
現在、コロナ関連のニュースが多く流れており、テレビをつけるだけでネガティブな情報に触れることが多いです。
そんな時、家で楽しめる趣味がないと辛い気持ちに支配されて、在宅時間が苦痛な物となってしまいます。
反対に、インドア趣味がある人は、これを逆に良い機会と捉えて自分の好きなことに没頭して、いつも以上に楽しんでいるのです。
在宅勤務で引きこもりがちな人におすすめな対策法
上記では、在宅勤務で引きこもりがちになり、辛くなってしまう原因について見てきましたが、こちらでは、その辛さを解消するためにできることをシェアします。
少しでも始められそうなものがあれば気軽な気持ちで実践してみてください。
最低限の買い物や運動などで外出する
自粛の定義が曖昧で、感染リスクを恐れてなかなか外に出れない人は、マスクやアルコールスプレーで防衛した上で、最低限の買い物や運動をすることから始めるのがおすすめです。
確かに、買い物や運動でも感染リスクはあると思いますが、100%感染リスクを防ぐのは物理的に不可能ですし、多くの人が自宅で自粛することで感染拡大を防ぐというのが自粛の本質的な意味です。
完璧に防げないことを理解した上で、精神が病んでしまうくらいなら最低限の外出は必要だと思います。
特に、家にじっとしていることが苦痛な人は、少し外に出た方が、長期的な健康を守ることができます。
カーテンを空けて換気する、ベランダで作業するなどハードルの低い行動から始める
最低限度の外出が躊躇われたり、外に出る元気がない人は、日中にカーテンを空けて空気の入れ替えをしたり、ベランダで作業して日の光を浴びることをおすすめします。
これらの行動は家にいながら出来ますし、同じ家の中でも気分を変えることが出来ます。
特にベランダでの作業は、今まで活用していなかったスペースが新鮮に感じられますし、机やすだれなど道具にこだわってみるだけで自宅生活が快適に過ごせると感じます。
アフターコロナの未来に希望を持てる行動をとる
いつまでこの状態が続くか分からなくて辛い人は、未来に向けてポジティブな行動をとってみることで、ネガティブな気持ちを和らげることが出来ますよ。
例えば、コロナによって自分の業界や会社がまずいことになりそうと感じる人は、逆にコロナによって需要が伸びている業界・仕事について少しずつでも良いから学んでみることが挙げられます。
具体的には、在宅で仕事が完結できるWeb関係の仕事や、今はやりのYouTubeに関連する動画編集者などです。
特にWebライターや動画編集などのスキルは短期間で気軽に習得できるので、時間を持て余している人には特におすすめです。
そうやって今できる種まきをこなすことで、少しでも未来に対して前向きな気持ちを作ることができます。
今までやったことのないインドア活動を試してみる
外交的な人の中には、家で過ごすことになれておらず、インドア趣味がない人もいるでしょう。
そういう人は、逆に新しい趣味を見つけるチャンスだと思って、色んな在宅関連サービスや活動をしてみることがおすすめです。
私自身、コロナにならなければオンライン料理というものを試す発想は生まれなかったのですが、彼女と実際に試してみて、思った以上に楽しめる活動であることに気づきました。
また、アマゾンプライムを契約している友人と一緒に、オンライン上映会をやったのですが、新鮮な体験でこういう活用法もあったのかと驚かされました。
一人で楽しみたい人はVODサービスの無料体験で気になる映画を見てみるとかもいいですね。
これらは、コロナによる自粛生活を送ったからこそ生まれた新しい発想ですし、こうした時間に余裕があるからこそやろうと思える活動です。
また、Web系のサービスの中には、無料体験などハードルを低く試すことができるものが多いです。
今まで気づけなかった自分が楽しめるものを発掘するチャンスだと思って、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※逆に引きこもりの人は大チャンス到来だと思う
元々引きこもりだった人にとっては、コロナによって社会に在宅勤務が定着していく流れは大チャンスと言ってよいと思います。
引きこもりの人は、「社会に出る=魚が無理して陸にでる」ような感覚だと思いますが、社会自体が海に変化して、家でのびのびと働ける時代が到来する可能性が高いからです。
普段から自粛生活に近い過ごし方をしているので、大多数の人が苦痛で仕方ない生活をストレスフリーで過ごすことが出来るという大きな長所を持っているのです。
在宅勤務でできる仕事は今後も増えるので、今のうちに家で完結できるスキルを身に着けて、求人を見てみるなども良いと思います。
まとめ
以上で見てきたように、在宅勤務で引きこもりがちになり辛くなるのは、多くの人にとっては仕方ないことです。
それでも、工夫と考え方を少し変えていくだけで、少しずつ快適に過ごすコツを身に着けられることも事実です。
上記の内容を参考に、ピンとくるものがあれば試してみてくださいね。