今回はこんなお悩みを解決します。
執筆者情報
- 在宅勤務期間2年 (本業・副業)
- 自宅浪人・引きこもりを経て、在宅での快適な過ごし方に向き合った経験アリ
在宅勤務で注意したい点
在宅勤務をする際は、 大きく分けて2つ注意する点があります。下記でそれぞれについて詳しく説明します。
①自己管理能力が問われる点
在宅勤務では会社に出勤して働くことと比べて、自己管理能力が強く求められます。
具体的にどのような自己管理能力が求められるのか、実際に在宅勤務生活をした上で感じたことをお伝えします。
健康管理
在宅勤務をすることで、注意していないと簡単に健康を害するリスクがあります。
もちろん、在宅勤務をすることによって、人との接触が少なくなるので、コロナはもちろんインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなるというメリットがあります。
ただし、食事や運動・睡眠を始め、外のコミュニケーション量が減ってしまうなど、出社して働く時に比べてアンバランスな生活になりやすいです。
下記の項目をそれぞれ対策することで、在宅勤務のデメリットを極力排除しメリットを最大限活かせます。
結果、今までになく効果的に働くことができます。
運動不足
多くの人が悩まされる問題として、1日の運動量が減ってしまうことが挙げられます。
会社に出社して働く場合、意識して運動をしていなくても、出社するまでの通勤などで、 無意識のうちに体を動かす生活を送ることができます。
しかし在宅勤務の場合、自分で積極的に運動を日常に取り入れていかないと、ほとんど運動しなくても済む生活を送れます。
厚生労働省が示す「健康づくりのための運動指針」によると、1日1時間以上歩く程度の運動量が健康を維持する上で必要だと示しています。
あくまで、筋肉をつけたり、ダイエットのために必要な運動量ではなく、健康を維持するための最低限であることに注意してください。
つまり在宅勤務の人は、意識をしていないと健康を保てないほどの運動量が不足するという問題を抱えているのです。
食事の栄養バランスが偏る
在宅勤務になると、食事のバランスを崩してしまう人も多いです。
私自身、出社していた時は、会社の近くに大戸屋があるなどで栄養バランスの良い食事がとれていましたが、在宅勤務をしてからは、カップ麺ですましたり、朝食を抜いたりして、栄養バランスが偏りました。
特に一人暮らしをしている人や、普段自炊をする習慣がない人は注意しましょう。
コミュニケーション不足
続いての注意点として、在宅勤務になると、コミュニケーション量が減って、コミュ力が下がるリスクがあることが挙げられます。
会社に出社すれば、上司や同僚を始め、リアルな場で会話をしたり、取引先とのやり取りなどが発生しますが、在宅勤務の場合、主たるコミュニケーションはチャットが多いです。
特に、1人暮らしのWebライターなどの場合、プライベートで電話などをしないとほとんど声を発さずに一日を終えるような場合も多いようです。
メンタルが崩れやすくなる場合も
自己管理に関する最後の注意点として、在宅勤務で家にこもる生活が続くことで、精神的に不安定になるリスクがあります。
出社勤務による、人間関係での悩みは減る人も多いですが、外に出たり、通勤で物理的に移動することが減り、気分転換が難しいと感じる場合もあります。
特に、内向的な人の場合、ネガティブなことを考えだすと、気持ちの切り替えが出来ずにその考えを反芻していまい、気が付くとネガティブな気分で一杯になる恐れがあります。
また、上記で見てきたような、食事・運動・コミュニケーション面で対策が出来ていないと、いつの間にか精神も病んでいる場合があるので気を付けたいですね。
②仕事上で気をつけたい点
次に、在宅で仕事をする際に、特に気を付けておきたい点について見ていきましょう。
自分で疑問点や問題を解決しなければならない
在宅勤務の場合、仕事に関して身の回りに相談する人がいません。よって、自分で考えたり調べて解決する場面が今まで以上に増えてきます。
今まですぐ周りに聞いていた人は苦戦することもあるでしょう。
テキスト中心に的確な意思疎通ができる必要がある
在宅勤務だとコミュニケーション量が減るとお伝えしましたが、メインのコミュニケーション手段として、口頭からメールやチャット等のテキストが中心になる点が挙げられます。
文章で相手に分かりやすく伝えられないと、意思疎通に問題が生じて、誤解やトラブルが発生することも考えられます。
在宅勤務の問題点に対する解決策
以上では、在宅勤務をする際に、特に注意すべき点について見てきましたが、それぞれの問題に対する具体的な解決策について確認していきましょう。
運動不足や精神不安定は、家で楽しめるor強制力のある運動で解決
今までは、通勤などの移動や、ジムなどである程度運動しやすい生活になっている人が多いと思いますが、在宅の場合は、自分が楽しめる運動や、強制力のある運動でないとなかなか続けることが難しいです。
よって、ゲームでできる運動や、Zoomを使って受講できるオンラインヨガなどを試して見ることをおすすめします。
私はゲームでできる運動で、体重を10キロ以上痩せることが出来ましたし、オンラインヨガは実際に受講してみて、かなりリーズナブルに、家でも続けられる運動だと実感しましたので、どちらもイチオシです。
運動不足が気になる人は、一度試す価値アリです。
栄養バランスの偏りは、宅食サービスで解決
栄養バランスが偏って不健康になる問題は、付録レシピに沿った食材が送られてくる宅食サービスを利用することがおすすめです。
宅食は、コロナで外出自粛の中、買い物せずに健康的な料理が作れるため「巣ごもり需要」で人気が高まっているサービスです。
私自身、自炊経験があまりなかったですが、宅食サービスのヨシケイを利用するようになってから、料理を一通り作れるくらいまで成長することが出来、管理栄養士の方が考えた献立のおかげで健康をラクに維持出来たので、一石二鳥で重宝しています。
最近では、おしゃれな食材を提供して若い女性に人気のオイシックスなどもあり、どちらもリーズナブルな体験を試すことができます。
コミュニケーション不足は、ITを駆使して解決
人との交流が減っている問題は、在宅で活用するITを活用することで解決出来ます。
今回は、会社内でオンライン会議の時間を設けるなどのよくある内容を省いて、個々人が出来る対策をシェアします。
文字入力を一部音声入力にする
会社や外出先ではなかなか出来ない音声入力ですが、在宅勤務であれば、周りを気にせず活用することが出来ます。
グーグルドキュメントなど音声入力対応のツールを活用すれば、短時間で長文を作ることが可能です。
業務効率化しつつ、声を出す習慣を身に着けることで、話す力を衰えさせずに仕事をすることが可能です。
オンライン英会話
仕事以外の解決策としては、通勤時間が無くなり浮いた時間でコミュニケーションが取れる習い事をすることが挙げられます。
個人的なおすすめは、コストパフォーマンスが高いオンライン英会話です。
各社の無料体験から気軽に試すことが出来ますし、日頃価値観の近い職場の人や友人と異なる外国人と気軽に話すことができます。
コミュニケーション能力を維持・向上させつつ、英語力を高めながら価値観を広げられるので、良いことづくめな習い事です。
現在パートナーがいない人は、オンライン合コンを活用するのも選択肢
金銭的になるべく出費を抑えつつ、自宅で楽しく出会いを作りたい女性や、コロナで出会いの場がなくて困っている男性は、オンライン合コンを利用して人との交流を持つことも良さそうです。
大手の街コンサイトなどが提供しており、出会いを求めつつコミュニケーション不足の解消が出来ます。
普段の街コンと比べて価格もリーズナブルなので、気軽に一度試してみるのはアリだと思います。
在宅勤務で仕事上必要な力を学ぶ方法
自分で問題を解決できるようになるには、とにかく分からないことは何でもググる癖を付けるのが一番大切です。
そしてググりつつ、疑問が解消したら記録を付けるなどして、自分の身になるような学習スタイルを構築すべきです。
テキストベースでのコミュニケーションについては、在宅勤務におけるコミュニケーションツールの使い方・注意点を網羅している本があります。
通読した上で実践で活用しながら、自分の血肉にしていくのが良いです。
まとめ
以上では、在宅勤務の際に気を付けるべきポイントについて解決策とセットでシェアしました。
自分の実体験として、在宅勤務は一言で言うと、「自己管理の難易度が跳ね上がる」と感じます。
対策することを常に心がけ、アンバランスな生活にならないように都度反省・改善していくことが在宅勤務を成功させるポイントなので、そこを意識して生活してみると良いですよ。